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日記 なんちゃって音楽療法?!

2019-04-02

御年95歳になる祖父母が叔母の家でお世話になっているのですが、月に2度程”出前演奏”をしています。
叔母の家にはピアノがなく、もちろん自前を担いで行く訳にもいかないので、ヴィオラを持参。
「故郷」や「赤とんぼ」等の唱歌を弾いて聴いてもらっています。

ヴィオラとはヴァイオリンによく似た形で少し大きい楽器。弾き方はヴァイオリンと同じです。
一時期オーケストラに所属していたので、ヴァイオリン属の楽器も弾くことができます(^^)v

閑話休題。

1回目に行った時は二人ともボケっと聴いているだけだったのですが、1時間ほど色々な曲を弾き続けていると祖母が反応し始めました。

2回目に行くときに小学校の授業で使う鈴とカスタネットを持参して、それを手にもって聴いてもらいました。
最初はただ聴いているだけだったのですが、途中から何となく音楽にあわせて鈴を鳴らしてくれるようになり。

回数を重ねるごとに、心なしか楽し気にしてくれるようになりました。

本日はウッドブロックを持参、祖母に渡しました。
すると右手にバチと一緒に鈴も持って、カンコンカンコン シャラララララ~♪と合わせてくれるようになりビックリ!

そのうち4拍子と3拍子を打ち分けるようになってさらにビックリ!

お暇する頃には、顔色も良くなって声もしっかり出るようになっていました。

音を聴いて、知っている歌なら口ずさんで、音に合わせて手を動かして、鳴らす楽器やリズムを考えて。。。

ずーっと座ったまま黙ってテレビの番をしているよりも、色々と活性化されたようで良かったです。

上手に弾けなくても、大切な誰かに元気を分けてあげられる。
誰かに喜んでもらえると、それが自分自身の喜びとなって返ってくる。

ピアノに限らず、音楽の大きな魅力だと、私は思います。

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